【警告】「保護されていない通信」を放置していませんか?

ときどき「保護されていない通信」という警告が出るホームページがあります。そうした警告の出るホームページを、ユーザーの85%は避けるといわれています。もし、それがほんとうだとしたら、どうすればいいのでしょうか?
目次
あなたのホームページ、大丈夫ですか?
あなたのホームページでは、アドレスバーにこんな警告が出ていませんか?

Google Chrome なら「保護されていない通信」
Safari なら「安全ではありません」
Microsoft Edge なら「セキュリティ保護なし」
出ているとしたら、これは大問題です。
確かに出ているけれど、ちゃんと表示されるし、実害はないから、べつにいいか
なんてタカをくくっていてはいけません。
実害はすでに出ているのです。あなたはまだ気付かないだけ。
利用者の85%が見捨てる
「保護されていない通信」とは、アクセス先のホームページが"通信を保護していない"という意味です。
ですから、そのホームページでお問い合わせすると、第三者に盗み見られたり、改竄されたりする危険があるということです。
ホームページで通信を保護している場合、https://... から始まります。保護していない場合は、アドセレスが http://... となります。https の s は secure(安全な)の s です。
こうした違いをもとに、Chrome や Safari といった Webブラウザが警告しているのです。
ブラウザの影響力は絶大です。
大手証明書発行機関 GlobalSign の調査によると、以下のような結果になっています。
ブラウザに『保護されていない通信』という警告が出た場合、約85%のユーザーがセキュリティやプライバシーの観点から、そのサイトを見捨てる。
HTTPS & SSL Certificates: Security Requirements For Modern SEO
つまり、こういうことです。
100人のお客様がお店の前まで来たが、そのうち85人は店に入らず逃げた。「丸聞こえ注意!」という張り紙を見たから。
検索順位が下がる
お客様が逃げてしまうだけではありません。Google は次のような方針を公表しています。
そのサイトが「通信を保護」しているかどうかを検索ランキングを決める要因とする。
ウチのホームページは検索順位に関係ないから
と思っている人がいるかもしれません。しかし、それではすまされません。
じつは、Googleは公式ドキュメント『Google 検索におけるページ エクスペリエンス』の中でも、以下のように定めています。
安全な方法で配信されているかどうかを重要な評価要素とする。
「保護されていない通信」のまま放置しているホームページは、たとえ、非営利団体であっても、「ユーザーにとって安全ではない、品質が低いホームページ」という烙印が押されるのです。
固有名詞などで検索してトップであっても、クリックした瞬間に「保護されていない」とか「安全ではありません」などと出ると、ユーザーはホームページへアクセスを避けます。
ユーザーがセキュリティソフトを導入している場合は、図のような警告ページが出て、ブロックされます。

要するに、ホームページの"通信を保護する"のは、お客様に「選ばれるための最低条件」なのです。
「保護されていない通信」を解消には
http:// がダメなら、https:// でアクセスしてもらえばいい
という単純な話ではありません。
HTTPS (Hypertext Transfer Protocol Secure) とは、WebプラウザとWebサーバーの間の通信を暗号化して、安全にデータをやり取りする仕組みです。
HTTPS は SSL (Secure Sockets Layer) * という仕組みによって、データが暗号化されます。
* 現在の SSL は TLS (Transport Layer Security) という仕組みに進化しており、SSL という名称だけ残っています。
HTTPS にするには、契約している Webサーバーに SSL を導入する必要があります。
SSLを導入する作業手順
ホームページにSSLを導入して「保護されていない通信」を消す作業を箇条書きにします。
- SSL証明書を購入する
契約しているサーバー業者から SSL証明書 を購入します。
SSL証明書は、無料のものから年額5万円を超えるものまでさまざまです。
どれを購入すべきかは、ホームページの形態によって違います。 - SSLを設定する
SSLを設定すると、ホームページの一部のページで、エラーが出ることがあります。
各ページのソースコードをよく調べ、修正してエラーを潰していきます。 - 自動転送設定をする
旧アドレス http:// でアクセスする人に対して、自動的に https:// へ転送するように設定します。 - 印刷物のアドレスを訂正する
会社案内、封筒、名刺など、旧アドレスになっているものを https:// に訂正します。
2 や 3 の作業も、現ホームページを制作した業者では手に負えないことがあります。
専門業者のサポートを受けることを強くお勧めします。
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