ポップアップバナーをつくろう 第1弾

サイト内バナーをつくろう

ポップアップバナーとは、Webページにアクセスすると、自動的に表示される動くバナーです。注目度抜群で、ユーザーを離脱させずに、お申し込みやお問い合わせまで誘導します。本ページでは、本業は画像デザインというWebデザイナー向けに、ノーコードでポップアップバナーがつくれるWebツールをご提供します。

ポップアップバナーでCVR(コンバージョン率)が2~3倍

Webサイトに来た人のうち、何%が成約に結びつく「お申し込み」や「お問い合わせ」をしてくれたかという指標が、CVR = Conversion Rate = コンバージョン率です。
通常、ランディングページではコンバージョンのために、静止画像(バナー)やボタンを使いますが、この場合、CVRは平均1%、とWebマーケットの現場では言われています。

ポップアップバナーなら、CVRは平均 2%〜3% となると、検索エンジン搭載のAIは指摘します。
大雑把に考えると、ポップアップバナーに手法を切り替えるだけで、CVR が 2倍〜3倍 になるということになります。

確かに、動くバナーが現われると、自然に注意が向きますので、CVR が増大するというのはうなづけます。

ポップアップバナー(サイト内バナー)をつくろう

効果があるとわかっているのなら、もっとポップアップバナーがはやっていていいようなものですが、そうはいきません。じつは、ポップアップバナーはプログラムで動かすため、HTMLやCSSを守備範囲とするふつうのWebデザイナーにはなかなか荷が重いからです。

デジタルエイドは、ポップアップバナーのプログラムから設定部分とデザイン部分を分離した Webツール サイト内バナーを開発しました。

サイト内バナーを使えば、画像を作り、設定部分をサイトに合わせて書き直すだけで、簡単にポップアップバナー(サイト内バナー)をつくれます。
しかも、画像と設定部分を変えていけば、他のサイトにも、サイト内バナーを設置できます。

サイト内バナーの4つの特徴をつかんで、使いこなそう

サイト内バナーには、通常のポップアップバナーにない際立った4つ特長があります。特長を摑んで、サイト内バナーを使いこなしてください。

1. 三角ボタンでバナーを開閉

通常のポップアップバナーは一度開くと、「×」などの閉じるボタンを押さないと、消えません。一度消えると、再読み込みしない限り、表示されません。
まだ本文を読んでいる途中でポップアップバナーが現われると、邪魔なので、バナーの内容を読まずに消す、というユーザーは少なくないでしょう。

サイト内バナーはバナーが表示されると、右側に「閉」という三角ボタンが現われ、これを押すと、バナーがスライドアウトし、右側に「開」という三角ボタンのみ残して閉じます。

三角ボタンの向きから、「開」を押せば、またバナーがスライドインすることが容易に予想できます。
なので、ユーザーはバナーが邪魔と思えばいったん閉じ、後からまた開いて内容を確かめることができます。

2. 三角ボタン色を7色から選択

設置するWebページのカラートーンに合わせて、三角ボタンの色を次の7色から選べます

オレンジ

ピンク

黒(指定なし)

3.しつこく表示させない設定

ポップアップバナーの弱点は、そのページにアクセスしたユーザーに有無をも言わせず、バナーを表示するため、ウザいと思われがちな点です。
とくに、サイト内の全ページに同じポップアップバナーを設置している場合、サイト内を遷移するたびに、同じバナーが出現するので、ユーザーをうんざりさせてしまうかもしれません。

サイト内バナーは一度スライドインすると、24時間経たないと、同一ユーザーに同じサイト内バナーをスライドインさせない設定ができます。
つまり、あるユーザーがサイトにアクセスすると、サイト内バナーがスライドインしますが、その後、サイト内バナーが設置されている別のページに遷移したり、再読み込みをしたりしても、サイト内バナーはスライドインせず、右側に「開」ボタンを表示するだけです。
なお、同一ユーザーが翌日アクセスすると、また、スライドインします。

4. 表示期間限定/無期限

イベントの申し込みなど期間が限定される場合、サイト内バナーの表示期間を限定することができます。
つまり、表示期間が過ぎると、スライドインしないだけでなく、三角ボタンすら表示しなくなります。

ですので、これまでのバナーのように、期限が過ぎた直後に、あわてて撤去作業をする必要はありません。ただ、期限が過ぎてもプログラムはユーザーのブラウザに読み込まれますので、ブラウザには負荷がかかります。ですから、表示期間が過ぎたら、都合のよいときに、プログラムを削除し、元の状態に戻すことをお勧めします。

なお、表示期間を設定せず、無期限に表示するという設定もできます。

サイト内バナーの使いどころ

サイト内バナーの使いどころは、ずばり CTA = Call To Action = 行動喚起 です。
つまり、ユーザーにしてほしい行動を画像でわかりやすく示し、行動を促すのです。
具体的には、次のようなシチュエーションが考えられます。

  1. イベントの告知
  2. 期間限定サービスのご案内
  3. 製品・サービスのお申し込み・お問い合わせ
  4. 予約・登録など

サイト内バナーのリンク先は、必ずフォームメールを設置し、取りこぼしがないようにしましょう。

サイト内バナーの設置手順

サイト内バナーを設置するには、まず、前段階として、サイト内バナーを入手し、条件設定をする必要がありますが、この部分は基本料金に含まれているので、それほど問題ではありません。
ですから、サイト内バナーの入手方法 は後回しにして、先に設置手順を説明します。設置手順を把握したのち、自力で行うか、誰かに頼むかを判断してください。

サイト内バナーは既存のWebページでもデザインを変えずに、4ステップで設置できます。

  1. 会員サイトで設定ファイルを生成する
    初回は不要です。
  2. 画像を作成する
    画像形式は png で、作った画像ファイルは image.png という名前にします。
    画像サイズは自由です。ユーザーのデバイスのサイズに合わせて、プログラムが自動的に調整します。ただ、現在では、Webサイトユーザーの8割がスマホで閲覧していますので、読み込みに時間がかかる大きなサイズは避けましょう。
  3. 画像と設定ファイルを指定のフォルダに入れ、フォルダごとアップロードする
    作製した image.png と設定ファイル(初回は不要)を site-banner フォルダに入れ、FTPソフトなどで、フォルダごとアップロードします。
  4. サイト内バナーを呼び出したいファイルから、プログラムファイルとデザインファイルへリンクする
    site-banner フォルダには、プログラムファイルとデザインファイルがありますので、サイト内バナーを呼び出したいファイルから、上記2つのファイルへのリンクを張ります。

なお、サイト内バナーを購入されると、会員サイトへアクセスできる会員パスがついてきます。会員サイトには、サイト内バナー:設置のしかた というページがあり、リンクのためのサンプルコードが具体的に書かれていますので、ご参照ください。

サイト内バナーQ&A

Q1. 作成した image.png へのリンクはどう書けばいいのですか?
A1. image.png はプログラムから呼び出すので、リンクを張る必要はありません。
Q2. WordPressのテーマを購入して使っています。サイト内バナーを設置したいのですが、頼めますか?
A2. はい、承っております。(別途、設置料金が必要)
Q3. サイト内のどのページにアクセスしても、必ず、サイト内バナーを表示するようにしたいのですが、その場合、全ページからリンクする必要があるのでしょうか? また、設置を依頼した場合、いくらになりますか?
A3. はい、全ページからサイト内バナーへリンクする必要があります。弊社で請け負う場合は、設置箇所数に関係なく、既定の設置料金 16,500円 でOKです。
Q4. 画像の制作を依頼できますか?
A4. はい、承っております。(別途、画像制作料金が必要)
Q5. どうしても、画像を作らなければならないのですか?
A5. 残念ながら、サイト内バナーに関しては、画像が必須です。ただし、カウントダウン30一行メッセージセミナーバナーならば、画像は不要でテキストだけでメッセージをポップアップさせることができます。
Q6. 設定を変えるにはどうしたらいいのですか?
A6. まず、画像を変える必要があるときは、新しい画像を作り、既存のimageファイルに上書きしてください。
次に、会員サイトにアクセスし、サイト内バナー:設定ファイル生成・ダウンロード にアクセスし、設定条件を入力して設定ファイルを生成して、ダウンロードしてください。
最後に、既存の設定ファイルに上書きしてください。
Q7. サイト内バナーを設置できるサイト数に制限はないのですか
A7. はい、サイト内バナーの設置できるサイト数には制限はありません。ただし、会員パスの有効期限はご購入から1年間で、それを過ぎると、設定ファイルの生成ができなくなります。
Q8. 会員パスの有効期限が切れた後で、サイト内バナーを設置したい場合、また同じものを購入しなければならないのですか?
A8. いいえ。年会費11,000円をお支払いいただくか、他のWebツールをご購入いただくと、サイト内バナー:設定ファイル生成・ダウンロード へアクセスできるようになります。

サイト内バナーの料金

2024年4月22日改定

項目 明細 料金
基本料金 サイト内バナーの全ファイル(ダミー画像含む)をご提供いたします。プログラム改変不可。 18,700円
画像作成料金
(オプション)
画像を作成いたします。修正2回まで。 5,500円
設定代行料金
(オプション)
ご指示に基づき設定いたします。初回は無料。また会員サイトで自力で設定ファイルを生成される場合は不要です。 5,500円
設置代行料金
(オプション)
ご提供したファイルをWebページに設置し、意図通り動くのを確認します。FTP情報、または管理画面へのアクセス権が必要。 16,500円
フォームメール制作料金
(オプション)
お申し込みページ等を制作し、メールで受信できるようにいたします。 19,800円
(税込)

サイト内バナーを入手するには

右のサイト内バナー、あるいは下のボタン[サイト内バナー:自動見積]をクリックして、見積額をお試しください。

自動見積 送信 送信しない(取りやめ) 打ち合わせ ご請求 取りやめ お支払い ファイル引き渡し/設置作業
  1. 自動見積で、依頼内容を決め、料金をお確かめください。
  2. 見積額に納得していただけましたら、自動見積をご送信ください。
  3. その見積内容を軸に打ち合わせをいたします。
  4. 打ち合わせで詳細が決まりましたら、ご請求書を送信いたします。
  5. ご請求金額をクレジットカードまたは銀行振込でお支払いください。
  6. 入金確認後、自動見積でお約束し納期までにファイル一式を送付、または、設置作業等を完了いたします。

※ Facebookページや WiX.com など、FTP情報が提供されないサイトでは、Webツールが設置できません。導入の前に、よくお確かめください。